世の中にはよく似ているが違うものがあります。その一つがカレーライスとハヤシライスです。
カレーライスの発祥はインドで、スパイスが混ぜ合わされたルーを使用します。更に日本はイギリスの欧風カレーがもとになっています。
ハヤシライスは、ヨーロッパが発祥のトマトベースのデミグラスソースを煮込み、ご飯にかけています。
写真は、いちごマルシェが管理運営する松戸南部市場食堂棟あざみやの大盛りカレーライスです。残念ながら松戸南部市場にはハヤシライスはありません。
ところでハヤシライスの名前の名前は、丸善株式会社(現株式会社丸善ジュンク堂書店)の創業者早矢仕有的(はやしゆうてき)が考案したことによるものです。
西洋料理のビーフシチューに似た料理をご飯に添えて外国人に振る舞ったところHayashi's rice(ハヤシさんのご飯)と評判になりハヤシライスとなったとのことです。