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平子水産(株) ~ 市場初心者でも入りやすい鮮魚店 ~

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早春の味 桃の節句に蛤(はまぐり)を探して
平子水産に行ってみました。


食品関連棟に隣接した水産棟の入り口にあり、
いつも買い物客で賑わっています。

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市場らしい大物の1匹魚から
一般客にも買いやすい切身や海産物と品揃え豊富。
値札がついた商品が多く、市場初心者にも買いやすいのが魅力。

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50センチほどもあるナメタガレイ。そのツヤ肌は艶めかしい美しさ。

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大きな鱈が目の前であっという間に切り身に。

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新鮮な刺身盛、1000円を値引きして『500円』の値札がついてお買い得!

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さて、3月といえば桃の節句。
ひな祭りには蛤の潮汁(うしおじる)ですね。
ちらし寿司や菜の花と一緒に
季節の一品として楽しみたいものです。

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お店にはお椀に手頃なものから、こぶし大の地物まで。
潮汁もいいですが、ジュッと汁のしたたる熱々の焼き蛤も・・・
想像しただけでヨダレがでそうです。

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春を探しに・・・と書きつつも
本日のお買い上げは、今が旬の牡蠣(かき)。
どれも新鮮でプリプリです。
※生食用と加熱用があるので注意が必要です!

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大きなものを牡蠣フライに、小さなものはオイル煮にしようと思います。

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ちなみに牡蠣のオイル煮は、私のお気に入りレシピ。
20個ほどの牡蠣を洗ってキッチンペーパーで水気をよく拭き
醤油大さじ1をまぶして10分ほどおきます。
それを小鍋に入れ、ひたひたのオリーブオイルと
潰しニンニク(なければチューブでも)を入れ、とろ火で10分ほど煮ます。
フランスパンにつけたり、パスタをあえると絶品です!
皆さんはどんな食べ方がお好きですか。


「サルホ」貝・・・? ってご存知でしたか!?
ラベルには「有明産 洗い赤貝」
お買い物されていた方にうかがったところ
赤貝のように甘辛く煮ていただくとのこと。
サルホという名前、私は初めて聞きましたが
関西ではメジャーなのだそうです。

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さて今日の本題。
春の俳句には貝がたくさんでてきます。
「蛤(はまぐり)」はもちろん「浅蜊(あさり)」「蜆(しじみ)」
「鳥貝」「馬刀貝(まてがい)」「栄螺(さざえ)」なども春の季語とか。

産卵を控えプリプリと肉厚で旨みを増す早春はまさに貝の季節。
貝好きの私はこれからの時期がますます楽しみです。
ぜひ市場で一足早い「春」を探してみては。


(株)美和 ~ 子どもも大人も幸せ気分 ~

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店内はお菓子のワンダーランド。
お菓子は子どもも大人も幸せにします。



松戸南部市場でお菓子と言えば、菓子問屋「美和」。
食品関連棟にあり、松戸南部市場で唯一の菓子問屋さんです。

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さて春はイベントの多い季節。
特に3月は幼稚園や保育園の卒園式や謝恩会のシーズンですね。
思い出します。私も子どもが保育園の時、
イベント係でお菓子の買い出しに奔走したことを・・・。
先日も楽しそうに品定めする、役員とおぼしきママ達をお見かけしました。

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お菓子の値段は定価の2~3割引、同じ予算でたくさん買える
そのうえ種類が豊富ときたら、もう決まりでしょう!
本当に春のイベントには強い味方、頼りになります。

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好きなお菓子を選んでラッピングするのも楽しいですが
こんな詰め合わせパックもイベントには便利! いろいろ入って安い!

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小さなカゴを手に、子どもたちも品物選びは真剣なまなざし。
(写真に撮れないのが残念・・・)
100円で1ダース買える! うれしい8円シリーズ!

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この時期ならではの「いちごフェア」。
キャラクター満載。女の子に人気のシール付も!

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お菓子をいっぱい食べたら、よい子は歯を磨きしましょうね。
日本広しといえ「歯科認定の歯ブラシ」が買えるお菓子屋さんはここだけ!?

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お菓子の美和はパパの味方でもあります。
晩酌のおつまみもそろいますよ~。

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こんな春らしいお菓子も。

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2月は2週連続の大雪、各地での被害もニュースになりました。
でも春風が吹いたら出かけてみませんか。
たまにはたくさんお菓子を抱えて・・・。


米のコイシ(小石産業) ~千葉県産のお米に自信あり!~

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店頭には試食用の一口サイズのおにぎり。
駐車場からも目立つ看板と
オープンな雰囲気にひかれてお店にうかがいました。


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先ほどから気になっていたおにぎり。
好評のようで残り1個!

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本日の試食は「茨城県筑西産こしひかり」
冷めていてもおいしい!
さすがお米屋さんならではのセレクトです。

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こちらでは常時20種類くらいのお米を販売しているそうです。
特に地元・千葉県産のお米には自信あり!
お店での一番人気は千葉県産コシヒカリ。
他県産ではマツコ・デラックスのCMで話題の「ゆめぴりか」もありました。

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店内奥に並んでいる茶色の袋はすべて玄米。
スーパーにはあまり置いていない30kg入りの袋を買っていく人も。
お店の方もファンが多いのを実感されているそうです。
もちろん小分け販売も可。近くなら配達もしてくれます(要相談)

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玄米はお店の機械ですぐに精米してくれます。
精米したてのお米は一味違う!?

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分付きはお好みで。個人的には七分付派です。

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地図入りポップで産地がぐっと身近に。
袋には生産者さんの名前などが入ったラベルが貼ってあります。

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地元産の玄米の袋には、千葉県のゆるキャラ「チーバくん」
横から見た姿が千葉県の形をしています。
性格は食いしん坊らしい・・・。

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めずらしい雑穀も充実の品揃え。
健康に良いだけではなく、香ばしくてなかなかおいしいんです。
いろいろ買って配合を変えると、また違った食感が楽しめます。
玄米油、米粉、もち粉など、お米つながりの商品も多数。

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入会するとお得なポイントカード、特売のお知らせなども。
今日もハガキを持った会員さんが多く訪れていました。

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4月からは消費税も8%、お米も今が買い時!?
せっかくですから、たくさん買うならおいしいお米を買いたいですね。
コイシさん、ぜひ増税前にまたセールを企画してくださ~い!!


福島・いわき物産展 ~福島県いわき市から元気を届ける「中之作朝市」が県外初出店~

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3月22日、3連休の青空が広がる土曜日
関連食品棟で「福島・いわき物産展」が開催されました。

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いわき観光まちづくりビューローと
中之作水産加工業協同組合の皆さんが試食販売を行っています。
大人も子どもも賑わっていますね~。

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福島県いわき市から元気を届ける「中之作朝市」
平成24年から8月と12月の年2回、地元で開催されていますが
県外では、今回、松戸南部市場に初出店!

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真ん中は中之作水産加工業協同組合の吉田組合長。
中之作のゆるキャラ!?と呼ばれていらっしゃるようです(笑)
ピンクのニット帽とパープルのブルゾンがお似合いです。

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まずは「かつお南蛮揚げびたし」
実はいわきは、知る人ぞ知る全国有数の鰹の水揚地。
かつては一本釣り漁も行われていたそうです。

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鰹といえば一本丸ごと買って自宅でさばくのが当たり前。
その保存食として作られてきたのが、この「揚げびたし」なんだそうです。

鰹は刺身やタタキでしか馴染みのない方も多いと思いますが、
いわきでは郷土料理として受け継がれてきた家庭の味。

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惣菜や酒の肴もいいが、アツアツご飯にのせて食べるのがたまらなく旨い・・・
と聞くと、私もたまらず、夕食にはアツアツご飯にのせて頂きました!!

次は「うにの貝焼き」
はまぐりなどの貝殻にウニのむき身を詰めて蒸し焼きにしたもの。

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地元産では1個2,000円以上もする高級品!
今回はロシア産ウニとのことで、1個600円にてその伝統食をいただきました。

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さっそく晩酌(もちろん日本酒)の肴としてテーブルへ。
しっかりとウニの味がするのに生臭さがなく美味~!!

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一口食べたところ。
上から下まで、本当にしっかりウニなんです!

テーブルに並ぶ、さんまの山椒煮、さばの昆布〆など
バラエティに富んだ魚加工品。

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こちらの丹造水産さん、実は日系航空会社の
ファースト・ビジネスクラス機内食に採用されている隠れたグルメの名品。
味はもちろん、衛生・品質管理がきちんとされた製品だからこそ、なんですね。

「ここでしか買えない逸品」に試食も大好評です。

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エコノミークラスにしか縁のない私、
さんまの鳴門巻といわしのワイン煮を買って帰りました。

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「鳴門巻」は生姜にサンマの身を巻き煮たもの。うず巻きの形から命名されました。
「ワイン煮」は上品なマリネ風。
こちらも晩酌にあわせてペロリといただいてしまいました。

はっぴには「メピカリ」・・・シンプルだけどなんともかわいい。
「いわきの魚」に制定されている「めひかり」がモデルのキャラクター。

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そして、いわきといえばスパリゾートハワイアンズ!
両ブースにも大きなパネルが貼ってあります。

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今年はちょうどフラガール養成学校創立50周年の記念すべき年。
7月には東京・有楽町にて特別公演「イムア・未来へ」が上演予定。
(映画「フラガール」は映画賞多数受賞の名作。まだ見ていない方は要チェック!)

尚、宿泊キャンペーンなども行われていますので
現地いわきにもぜひ足を運んでみたいものです。
私は一昨年、家族と行ってきましたが
実物のフラガールはとってもステキで、きっとファンになりますよ!

商品の入ったレジ袋には「福鰹」の文字・・・。

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ふくかつを・・・ そう、復活を! なんですね!
これからも、もっとたくさん、おいしい食文化を発信してください!
がんばっぺ!!中之作 がんばっぺ!!いわき がんばっぺ!!福島!

<追記>

3.11から3年、未曽有の津波被害や犠牲もさることながら
「風評被害」という目には見えない災禍が
食にたずさわる人達にとってどれだけ残酷であるかも
考えさせられずにはいられません。

しかしながら、今回のブログではそれをなぞることはせず
「おいしい食文化の伝道師」としての皆さんをご紹介できれば幸いです。
被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げます。

いわき市観光情報サイト 
http://www.kankou-iwaki.or.jp/

中之作水産加工業協同組合のホームページはこちら
http://www.gurutto-iwaki.com/detail/index_1197.html


(株)Y’s(ワイズ)フラワーサービス ~人気の花屋さんが新規オープン~

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ぐっと春めいてきた今日この頃、お春といえばやはりお花。
やわらかな陽射しに誘われて、
人気のお花屋さんにおうかがいしました。


花を愛する高橋社長が独立し、新規オープン!

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今日は土曜ということもあり、一般のお客さんがほとんど。

訪れたのはちょうどお彼岸。
和花がこんなに充実していることはないですよ、と微笑む高橋社長。

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一束350円、500円と驚く程リーズナブルな仏花の花束もあります。
(さすがにこれは「利益度外視で・・・」とのことでした)
このお値段なので1対だけでなく幾束も買われる方も。
花いっぱいのお墓参りに、ご先祖様もきっとお喜びでしょう!

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お寺で仏花を買うと一束2000円位することもあるそうで
ご存じの方は途中下車して、ここでお花を買ってから山科などへ向かうそうです。
(次のお彼岸にはぜひ覚えておきましょう!)

仏花の色合いは、白、黄色、紫を基本に赤系が入ったりします。
定番の小菊やカーネ―ションなどかなり鮮やか。

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高橋社長のお勧めは、和花の花束に桜や百合をプラスする方法。
ぐっとボリュームがでて、かつ品良く仕上がります。

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アレンジの仕方をアドバイス。枝の長さは調節して切ってくれます。

彼岸桜がきれい。これからの卒業・入学シーズンに。
市価の2/3程度と市場ならではのお値段です。

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この時期、桜など枝物のアレンジメントは
店舗などの大きめのディスプレイにもよく使われます。
(かの假屋崎省吾先生も得意技だそうです)
桜をバックにかすみ草やバラを飾るだけでも、ぐっとプロに近い仕上がりに。
ぜひお家でも試してみましょう!

オリエンタルリリーが一束398円。もちろん市場価格です。

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上品な色ですね。

これからの季節、かわいい花をつけるボロニアは1鉢500円とおすすめ。

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春を象徴する花のひとつ、チューリップ。種類もいろいろ。

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スイートピー、ストックなど、やわらかな色合いが春を感じさせます。

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さあ、既婚男性の皆さん!
遠慮なくカッコつけちゃって下さい!

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女性はいくつになっても花束もらうのって嬉しいんです。

こんな花束なら手軽に飾れます。
黄色や濃いピンクは見ると元気がでますよ!

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こちらはプリザーブドフラワーのミニアレンジメント。

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「この時期だと水やりは3、4日に1回でいいね」
鉢物の育て方も気さくに相談にのってくれます。

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4月に入ると、そろそろ母の日の準備に入るそうです。
またトマトやナスなど、野菜の苗ものがぐっと充実してくるのがこの頃。
これからは家庭菜園などが楽しみな季節になりますね。
今年はベランダ菜園、挑戦してみようかな。



(株)吉岡水産 ~旬の活魚・鮮魚が並ぶプロの品揃え~

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3月に水産棟のまん中辺に新規オープンしたお店です。
買付けは業者の方が多いとのことですが、
一般の方にも販売しています。

市場らしい威勢の良い掛け声が飛び交います。
そして今回は、話題のあの魚を見てきました。

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店内は市場の魚屋さんという雰囲気です。

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活魚、近海物、貝類、鮮魚などなど、高級鮮魚から大衆魚までを扱うお店。
いかにも市場という感じの幅広い品揃えです。

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やはり業者さんが多いだけに朝は早いのか
私が行った9時過ぎには、空になっている発砲スチロール箱も多々・・・。

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これからの時期は、浅利、あいなめも旬。

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こちらは赤貝。なるほど少し顔を出した身が赤い。
おいしいけど、外見はちょっとグロテスク?

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こちらはマテ貝。こんな形しているって知ってました?

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「かぼすブリ」
TOKIOの人気番組 『ザ!鉄腕!DASH!!』
3月放送のご当地バイトに出ていたので
ご存じの方もいらっしゃるかもしれません。

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番組の中でも1尾6000円と紹介していましたが
ここでも1㎏1600円、大きさはひと抱えあります。
お値段はいかに!?

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かぼすブリではないのですが、私も以前お寿司屋さんで
「みかんブリ」なるものを食したことがあります。
くさみがなくさっぱりしていて「なるほど~」という感じでした。
人間も魚も、おいしいものを食べるって大切だなぁ。

と思っていると、注文が入ったらしく
かぼすブリは見る間にさばかれていきます。

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ホースから勢いよく水が出ているのがおもしろいのか
大きな魚を切っている様子がめずらしいのか、
小さな男の子がかなりの至近距離で張り付いて見ています。

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お店の方が「水、かかっちゃうよ~」と
おどけて声をかけていました(この目線の先・・・)
一般の方も気軽に入れる松戸南部市場だからこその風景なのかも(笑)

一般のお客さんが買いやすい切身などのコーナーも。

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たらこ、おいしそう。

お忙しい中、質問にも親切にお答えいただき
ありがとうございました。
次はもっと早起きして来るぞ~!



(株)三松 ~豊穣な日本の海を想う・乾物の奥深い世界へ~

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ゴールデンウィークも間近の土曜日、
新物シラス入荷の知らせを聞き、三松さんへお伺いしました。


看板には「鰹節・海産物」とあります。
こちらで扱っている海産物は主に乾物です。

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やはり今日は新物シラスが目当てというお客様で賑わっています。
「ここなら間違いないもの」と、足を運ぶお客様の信頼は厚い。

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大阪のご出身と伺いましたが、
関東と関西では好みが違う?

本日店頭に並んでいるのは
鹿児島ちりめん、和歌山しらす、愛知産太しらすなどなど。
確かに大きさ、色などが違います。
味見をして買われるお客様も。

まず、「シラス」はカタクチイワシやウルメイワシなどの稚魚。
作り方には「関東炊き」と「関西炊き」があるそうです。
塩茹で後の干し時間が短く、白くてふっくら柔らかなのが「関東炊き」

「近くにはなかなか売っていなくて」と
ちりめんをお買い求めのお客様。

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「関西炊き」はいわゆる「ちりめん」と呼ばれ
乾燥時間が長く、きゅっとしまった感じです。

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ちなみに「ちりめん」とは、着物の縮緬(ちりめん)生地の織り模様。
縮れた形が似ていることに由来するそう。

そして「小女子(コオナゴ)」
これはイワシではなく、釘煮で有名なイカナゴ。

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そうそう、シラスといえば、子どもの頃は
紛れ込んでいる爪先ほどエビやらタコやらを探すのが楽しくて
箸でつつき回しては、親に怒られたものでしたが(笑)

知りませんでした・・・このような他の生き物が混ざっているのは
この時期の新物、いわば春に獲れるものだけなんだそうです!

1、2月、冬眠していた海は、春になると誕生の季節を迎える。
冷たい海中に浮遊していた形すらわからないような卵たちは一斉に孵化し
大海の中を泳ぎだす・・・。

それは魚だけではなく他の生き物も同じ。
だから近くにいた生き物の子どもたちが一緒に網にかかるのです。
今回の海の仲間はイカの赤ちゃん。

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シラスの新物は秋にも出回るのですが
秋獲れのシラスには混ざり物がないのだそうです。

私のようにこれが季節性と知らない人も多いのでしょう。
混ざり無しのシラスが良いと思う人も多いらしく・・・。

「中国とか輸入ものは、こういうのを手で取り除くので
春でも混ざり無いシラスが可能なんですよ。
でもねぇ・・・・・・。
日本の海で取れる国産のものは混じってたって安全だし
本当はそれが自然の姿なんですよ」とご主人。

それと、シラスやコオナゴ自身のお腹に赤色がかったものがいます。

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これは「エビ食い」といって味がいい。
エビを食べているから、その色素で赤くなるのだけれど
酸化しているんじゃないか、と苦情がくることがあるそう。
う~ん・・・。

さて、せっかくですから、ご主人お勧めのおいしい食べ方を。
「ごはんにシラスと卵をかけて醤油をちょっとたらす」

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こんな感じかな?
極上の卵かけごはんは、毎日でも食べたいおいしさ!!
もちろん、大根おろしや佃煮、かき揚などの料理にもGOOD!

春の新物は、秋のものより脂が乗っていておいしいそうです。
但し、その分、日持ちがしないので、冷蔵庫なら1週間くらいでとのこと。
(冷凍庫なら長期保存可)


金華山エビ(アミ)の卵かけごはんも激ウマ!

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それにしてもいったい何匹いるんでしょう。
これを見ているだけでも日本の海の豊穣さを想わずにいられません。


「いい煮干しがあるんですよ」
とシラスから、イワシつながりで見せていただいた
箱いっぱいの煮干は八戸産。

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キラキラと光って本当に美しい。
こちらでは学校にも商品を卸しており、この煮干は給食用。

私も以前、小学校の「給食試食会」に参加したことがあります。
子どもたちの給食が、栄養や衛生に配慮されているのはもちろん
出汁も素材から何時間もかけて作られていることを知り
本当に感心したことを思い出しました。

「食育」という言葉、今はかなり一般的になりましたね。
でも、食育には栄養や食べ方だけではなく
その「食」自体を「育んだ」自然環境や文化的背景にももっと目を向けてほしい、と。
産地にこだわり、品質に厳しい目を向けるご主人だからこその説得力を感じました。

尚、春の稚魚漁とそれに関わる食は、田植え等とも関係があり
固有の郷土文化をもつ地方も多いとのことです。


さて話は変わって、こちらのお店の看板商品「鰹節」
製法や調合、削り方など、いろいろな商品がありますが、
今回の注目は、その奥にあるこのレトロな機械。

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「市場ができた頃からなので40年くらいかしら。
古い機械だから逆に壊れないんですよ」とお店の方。

裏からみたらこんな感じ。

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本邦初公開!?
機械内部の車輪に放射状についているのはごく薄い刃。
手前の筒状の穴に鰹節を縦に差し込んで削ります。

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削りたて良さを味わえるのは専門店ならではですね。

全体的にはご年配のお客様が多いそうですが
自分でとった出汁のあまりの美味しさに
蕎麦打ちにまで趣味が高じてしまった20代のお客様もいるそう。
ファンの裾野は広がっています。

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料理にあった出汁のとり方や材料については
三松のホームページや、お店でご指南いただけます。

乾物というと保存がきき、年間を通じて同じように思われますが
季節限定の物もあって、このお店で扱う商品は、年間300種類とか。

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ワカメも今が新物の季節。

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一番の店頭に並ぶ旬の商品は、来月には変わっているんですよ、とご主人。
次に行く時も楽しみにしています。

お忙しい中、本当にいろいろなお話を聞かせて頂き
ありがとうございました。
残念ながら今回書ききれなかった
あの高級昆布の話や、謎のモジャモジャの正体は
ぜひ次の季節に!

「乾物」はそれ自体が主食になるものではありません。
でも、料理の旨味を決める影の主役だったり
ごはんや主菜のおいしさ引き立てる名脇役だったり
そして何より日本の「食」と「文化」を結びつける奥深い存在なのでした。

「だしのみまつ」ホームページはこちら http://www.dashinomimatsu.com/




萬味商事(株) ~和・洋・中、プロの調味料・スパイスなど食材が何でも手に入ります~

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食堂棟から食品関連棟に入る二通りにある業務用食品問屋さん。
数えられないほどの品揃えはまさに「萬味」の社名そのものです。



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ないものを探すほうが難しいのでは?と思われる品揃えは
見ているだけでも楽しいです。



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業務用食材、冷凍食品、お酒なども手に入ります。
食雑貨がそろうのも便利です。



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ところどころ新製品が紹介されています。
おいしそうなレシピ・・・と思ってよく見ると、飲食店用のもの。
「こんなふうに使うと料理の単価が上げられます」というアプローチ。
なるほど~。



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この日、外ではメーカーさんが試食のテーブルを出していました。
業者さん向けの時もあるようですが、今日は一般客でもいただけるようです。
直立している実直そうな社員さん。



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今回、試食でいただいたのは「柚子ごしょう」
九州のお土産などで有名ですが、瓶入りでお高いイメージ。
カネクさんでは、ビニール入(要冷蔵)にしたことで
風味はそのまま、お値段はリーズナブルになったそうです。
鍋のお汁に少し入れるだけで、柚子の香りが広がりとピリッと絶品の味に!
迷わずお買い上げ!



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萬味でのお勧めは「鶏の柚子胡椒焼き」
ぜひ夕食に作ります!

GABANの香辛料がこんなにそろっているなんて感激!
大缶でお得なので買ってしまいました。



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冷凍ポテトにシーズニングで
子どもも大人も大好きな味に仕上がります。



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折箱の高級弁当で見かけた和菓子。
ここで手にはいるんですね。



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このかたちは!?
あのスナック、おうちでも作れます。



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外には「早朝4:30から~」との張り紙あり。
朝早いのは市場ならではですが、いざというとき頼りになります。



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萬味の品揃えを見たら、予定がなくても祭事やイベントをしたくなります。
なんだか妙な自信がわいてきます。
まず手始めはホームパーティでしょうか!
アウトドアでも使いやすそうな商品も多く、大勢でのキャンプにも重宝しそう。
いろいろ楽しめそうな萬味探訪でした。


㈱Y's(ワイズ)フラワーサービス ~ いつもお花がある生活してみませんか! ~

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セミもせわしく鳴きはじめました。夏本番です。
この暑さでイライラしますが、ほっと気持ちを落ち着かせてくれる、
それが花です。



今日は水産棟に面している関連食品棟の「一の通り」入口脇の
Y'sフラワーサービスにきました。
季節の花を見てみましょう!


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夏の花と言えば、ゆり。
堂々と大らかに咲き誇っています。


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夏と言えば蚊取り線香・・・と言いたいですが、
これは蚊を寄せにくくする植物で、「蚊香龍」といいます。
葉の匂いは、まさに蚊取り線香そのままです!


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ほおずきは色鮮やかです。
ほおずき色とはよく言ったものです。


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そうそう、夏と言えばお盆。
用意は済んでますか?


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社長の高橋さんに伺いました。
手元の花、可愛いですね!


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「実は、フラワーアレンジメント教室を企画しています!」
「簡単なご案内です、見てください!」


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「お花の協会などでは『花育(はないく)』ということで、子供にお花を身近に
感じてもらおうと努力しています。
そこでわたしもその普及に役立てばと企画しました」

「お母さんと一緒に、お花を活けてみましょう!
それも花瓶にではなく、いつも使っているコップに活けましょう!!
そういう教室です」

ということで、さっと活けてくれました。


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コップの中が見えますでしょうか!
本当に簡単に楽しめますね。

「こういうのも作れますよ!」と、まりのようなお花のブーケを見せてくれました。

「遠慮なくお電話ください。講師代などはいただきません!
お花代と少しの材料費だけで1,000円です。(人数が多くなった場合はご相談)」
「お店で実施する場合は午後の時間になります。
お客さんのご自宅にも伺いますので、お友達を集めて一緒にやりませんか!」

(こういうの作れるとかなりいいかも)


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「お花はその日の仕入れもありますので、こちらでいくつかの種類を用意します。
その中からお好みで何本かずつ選んでもらって作る、ということになります」

「こうした教室を通して、お子さんもお花が身近に感じてもらえるようになれば。
それが一番の願いです!」

確かにそうだなぁ。
わたしの生活の中でもお花は特別になっているようで、年に数回、
家族の誕生日ぐらいしか飾りません。
いつもバラの花です。
(きれいだけど)


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もっと日常にお花が来ると、いい感じだな。


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夏らしいのもいいかもしれない。


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これは特別な日かも!
(確かに大きい)


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こんなのも楽しいですね。
因幡の白ウサギ。


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仏様も、神様も、清々しく。


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ブルーベリーの鉢植えもございます!
(鈴なりに実るとうれしいし、おいしいですね)


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贈答品もございます。


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高橋さんから聞いた「花育」という言葉。
最近は何でも「育」をつけたがるけど、この花育は何かいい感じがします。
こうした活動から子供たちは花を見る目が養われるでしょう。
学校の帰り道に咲いている花に気づくようになり、
ちょっと摘んで持ち帰り、コップに活けてみる。
疲れて帰ってきた家族は、それを見てきっと元気になる。
そんなイメージが浮かんできました。
日々の生活の中に花がある。
良いと思いませんか。


有限会社ことぶきや大塚商店 ~ 業務用調理道具が揃っています! ~

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このほど関連食品棟に新規オープンした
業務用料理道具屋さんのことぶきやは、
所狭しと並ぶ道具が目印です。
のぞいてみました。



お店は道具であふれています。



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店舗は角にあるので反対側はこうなっています。



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お店の正面には、小物類が並んでます。
いっぱいあるなぁ、と手に取りたくなります!



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この奥にレジがあり、営業の大塚さん(向かって右側)らが迎えてくれました。



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 ――すごい品数ですね!
「本当にそうです。南部市場に移ってきたときに運び込んだままなので、
正直自分でも正確に何がどこにあるかわからないくらいです」

 ――どちらから移って来られましたか?
「北部市場からです。北部市場では40年やってきました。
ここ南部市場も雰囲気がよく、がんばっていけそうだと思います」


ざっとお店を見せてもらいました。
この棚にはプラスティック製のものがあります。
上の大きいのは業務用のごみ箱ですね。



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その奥の棚にはガスコンロと鍋が見えます。
強力そうなガスコンロです。



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片手鍋がありますね。
ふた付き、フライパンといろいろ。



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足元には(見えづらいかな)でっかい中華鍋です。
一番大きいのは直径80センチぐらいもある鍋ですね。



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別の棚には、中華鍋のお玉など、これまたいろいろ並んでます。



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こちらの下にはいろんなサイズのまな板がずらり。
業務用なので材質もいろいろあります。



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お客さんの対応で、大塚さんも忙しそう。
その脇には、片手の中華鍋が背丈よりも高く積まれています!
プロはとことん選ぶんですね。



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親子から声が掛かりました。
『卵焼きの鍋、銅のやつが欲しいんだけど』

さっそくどんなのがいいのか、お客さんの好みや使い方などを
聞きながら、棚から数種類出しました。
お客さんも迷ってしまいそう。



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脇で聞いてて、大塚さんの説明は丁寧だなと思いました。

確かに銅の卵焼き鍋、この棚だけでも相当数あります。
大きさ、重さ、真四角のものや、長方形のもの。



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最後の棚は、しょう油差しなどがいっぱい。
自宅で使っているのもあって、新しいのがほしいなと思いました。
特に七味入れのひょうたんのがいいと思いました。



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これだけの品ぞろえがあると見ていても楽しい!
ことぶきやでは、プロ向けに長く使えるものを売っていると大塚さん。

「その道具の価値は値段ではないとわかる方が買って行かれる。
長く使えるから、1回買ってもらったらおしまいなので、
ゆっくりと商売しています」と。

お店は市場と同じ時間帯でやっているので13時過ぎには店じまい。
午前中に来店されたし。
いい道具を使うといい料理もできます。
足りないものを補完してくれる道具は本物。
そんな道具と長く付き合っていきたいものです。



福徳食堂 ~LOVEメガ盛・お客さまに満腹と満足を~

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市場の東端に位置する食堂棟。
4店のお店が並び、市場ならではのおいしくてリーズナブルな
丼物や定食などは訪れる買物客にも人気です。



本日訪れたのは「福徳食堂」さん。

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のぼり旗がたなびき、福々しい看板に期待がふくらみます。

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表にある定食メニューの看板。
なになに?「食べきれない場合はお持ち帰りできます」??

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そうなんです、ここ福徳には、知っている人は知っている
噂が噂を呼ぶメニューがあります。
それが特盛りメガメニュー!!!

まず、お店イチ押しのチキンカツ定食をいただいてみましょう。

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手のひら大のチキンカツが、な、な、なんと!5枚!!
注文した方からは必ず「スゴーイ!」の歓声があがるそうです(ちなみに私も・・・)

チキンカツは一食分でも、揚げ鍋を占領してしまうため
注文が重なるとお待たせしてしまうことも・・・と
お店の方は恐縮していらっしゃいましたが
この量ですもん、喜んでお待ちいたします!

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不思議なことに、朝一番にオーダーが入った料理が
その日は注文が一番多い、というジンクスがあるそうで・・・
チキンカツだと大変ですね(笑)

量もさることながら、びっくりするのがそのお値段。
こちらの定食、なんと税込810円なんです。
利益はあるのだろうかと、食べる方が心配してしまいそうです。


次は唐揚げ定食です。
鶏肉500gとの表示があり、唐揚げは11個ありました。

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かなりのボリューム、そして揚げたてアツアツおいしいです。


特盛り定食メニューは他にもあり
とんかつ定食はカツが3枚も
餃子定食は餃子が20個もついているらしい・・・。

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大きなごはん茶碗に、味噌汁、漬物とミニ冷奴
その上、生卵か納豆が選べるのですから
もうどう考えても、お得さも超メガ級です!!!


こちらのお店、土曜は買物帰りのお客さん
そして平日の昼食時は、近くのサラリーマンや
タクシーの運転手さん、納入業者さんなど
外部からいらっしゃる方で混み合うそう。             

特にメガ定食は、ガテン系の方々に人気絶大!
近隣の作業現場からウワサを聞いて訪れる方(もちろん常連さんも)で
全席カウンターのお店はいっぱいに。
この量、この価格で、このおいしさ・・・大きくうなずけます。


さらにメガ定食には隠れたファンが・・・。
実は主婦の方なんだそうです。

看板のとおり、食べきれなかった分は、お店公認でお持ち帰りOK
食券機横には、ちゃんとパックやレジ袋も用意されているんです。
(もちろん衛生管理は自己責任で。一部持ち帰り不可あり)


市場でお買物をした後、お店でランチを食べ
あとはお土産として、お家に帰ってからのお楽しみ!
夕食のおつまみ一品GETですもんね~。


実はこのお店、「魚屋 新兵衛」や「牧和すし」を経営する牧和水産の直営店。
もちろん福徳食堂でのネタも新鮮です。

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こちらは社長が作っているという新聞『旨い魚』。


これがお勧め!「福徳丼」

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この日は定番ネタに加え、
旬のカンパチと、自慢の焼きアナゴが絶品でした。

そんなわけで、焼魚系もおいしそうなものがそろっており
定番メニューのほか、旬の素材を使った日にち限定の定食もあります。
この日の人気はB定食のカキフライでしたが
季節が変わるので、次回はまた別のメニューが楽しめそうです。

私も今日は食べきれなかった唐揚げとチキンカツをパックに詰め
お腹いっぱい、お土産いっぱいで、意気揚々とお店を後にしました。
めでたし、めでたし。





㈲藤三商店  ~ 味に自信の切り身、ご賞味ください! ~

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9月に水産棟に新規オープンしました藤三(ふじみ)商店。
どんなお店か、見てきました。



水産棟の角(青果棟向かい)、
まぐろ解体でおなじみの福栄さんの向かいにあります。

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冷蔵庫は新品で、お店の人も活気づいてます!

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まずは冷蔵庫の中を見てみましょう。
これはしらすですね。
やわらかそうです。

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それからサーモンです。

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そして切り身。
焼いたら脂がのってそうで、おいしそう!

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切り身にどんどん下ろしています。
今日はセールになっているとのこと。

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端から冷蔵庫を見てみましょう。
エビやカニ、冷凍物が並んでますね。

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隣りには、ししゃもにいくら、めんたいこ。

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しめさば、さんま、いかもありますね。

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これはでかい!
カニです。

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ここで社長の三輪さんに話が聞けました。
物静かな優しい方です。

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―― お店の調子はいかがですか?
「9/3にオープンしました。まず店の名前をおぼえてほしいです。
『藤三』と書いて『ふじみ』と読みます。
“不死身”に掛けて、負けずに頑張ります」

――販売は市場内だけですか?
「柏や松戸の保育園や老人ホームなどに給食用として納品しています」

――この店の特徴は?
「看板にもありますように冷凍ものを扱っています。もちろん、私が食べて
うまいものを仕入れて売っています。今の冷凍物は新鮮そのもの。
獲りたてを瞬間的に凍らせちゃう。
だからうまい。冷凍物なので、年中安定して商品が出せます」

――おすすめは?
「銀だらとサケです!銀だらは煮魚、照り焼き、みそ焼き、粕漬けと、
どれもうまいです。
サケは味で勝負してます。天然の「時鮭」に負けませんよ!
今日はサケを売ります。味に自信があります!」

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こうしている間に、サケに惹かれてお客さん、お買い上げ!
「5枚ちょうだい」
「甘いの、それとも辛いの、どっち?」
「塩辛いのがいいな」

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店の奥では「帳場」といわれるブースで伝票を書いてます。
この光景は市場ならではです。

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サケならぬ酒に合いそうなつまみもありますね。

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冷凍なので、焼くだけでもおいしく食べられそう。

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藤三商店の営業時間は市場と同じ(お休みも)です。
お店は朝5時から開いて、13時ごろにはおしまい。
今まで市場では旬のものを探していましたが、
このお店のようにおいしいものが年間を通して
食べ続けられるのも、ありなんですね。




小石産業  ~ 新米おしいですね。まずは千葉産からどうぞ! ~

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季節は秋。収穫の秋、ということで新米の季節の到来です。
市場でお米と言えば小石産業。お米のコイシです。


やっぱりお客さんがいますね!


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店頭には確かに新米です。


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お店の奥の茶色の紙袋は玄米です。
玄米をそのまま食べるか、お店で精米するか自由に選択できます。


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店長の渡邉さんに話を伺いました。
――新聞やニュースでは今年はお米の出来が良いと聞きました。
「そのようですね!今年はよりおいしいお米が食べられると思います。
まずは千葉産の新米から続々と入荷しています。粘り気や甘さでおすすめです!」


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「たとえば『ふさこがね』に『ふさおとめ』。
コシヒカリの人気に押されていますが、おいしいですよ!」


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「今の季節は新米と古米(というのか)が同時に販売されています。少しずついろいろ試してみるのも面白いでしょうね。」


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家族連れもひっきりなしで来店します。こどもの健康のためか、それともお母さんの好みなのか。雑穀米にも目が行きます。


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雑穀米は歯ごたえだけじゃなく、栄養があるのですよね。


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その場で精米してくれるのがコイシの強み。
食べる分だけ、精米するのが一番おいしい。
とくに人気なのが「7分つき」。お米は白いけど、
胚芽が残るので栄養価が高くいただける。
もちろん、玄米の持ち込みでも可です。ぜひ利用してください。


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上の写真で気づきました?「いすみ国吉」という銘柄のお米!
そういうお米があるんですね!(ということでもう一度)
まぼろしのお米かぁ。


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庶民の心をくすぐるコピー。買いたく、否、食べたくなりました!


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お客さんとの会話も楽しいのが市場ならではですが、
ある老夫婦が来店され、やわらかいお米が欲しいというおばあさん。
案内を受けていると、傍らのおじいさんが
「あのひとはお米を食べない。パンだけ。ご飯を食べるのはわたしだけ」と。
「でも一番好きなのはご飯のジュース。」
これを聞いて“おかゆ”をイメージ。
それでやわらかいお米かぁと思っていたら、おばあさんが一言。「お酒よ!」
みなさん、新米を楽しみましょう!

2014松戸南部市場祭、開催!【パート1】

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毎年恒例の市場祭に行ってきました。
今年は11月9日(日)でした。
天気はあいにくグズついて小雨でしたが回復し、いつものような
大変なにぎわいになりました。

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入口入って左側に新しいお店「どないや」がありました。
たこ焼き、うどんのお店です。
この時間(朝8時半ごろ)でもお客さんが来てますね。

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出店したお店は準備に忙しそう。
マグロは解体し小分けにされて販売の準備に余念がありません。

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振り返れば、モクモクと焼き鳥の焼ける匂いがします。

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その奥、青果棟の屋根の下。ものすごい人が!

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小雨まじりとあって、たくさんのお客さんが屋根の下に集まっていたんですね!
こちらも恒例のフラワーアレンジメント教室もやってます。

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しかしすごい人です。
市場祭の浸透振りというか人気はかなりのものです。

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中央ステージではどんどこと大きな太鼓の音がします。
太鼓の音にワクワクします!

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天候の回復にあわせてお客さんも徐々に増えはじめました。

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この集まりはマグロ解体即売の福栄さんですね!
ハチマキの社長が見えます。

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今年は一人で来たので、じっくりと取り組みたい。
そうです、ハマグリ山の詰め放題。(やりたかった)

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なかなかの人だかり。

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チャレンジ代1,300円なり!
引き換えにこのボールをもらいます。

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悪戦苦闘ぶりは省略しますが、山積みで完了。
これでチェックしてくださ~い。
(だれも触るな、揺らすな)

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お店の人曰く、今年のハマグリは粒がでかい!と。
確かにでかいと思います。
(ずっしり重いし)

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これだけゲット!

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ハカリが置いてあります。
計りました!
2㎏あります。
お店の人は「かなり取れたね!あんたプロだね」とほめてくれました。

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気を良くして戻ると、ステージでは踊りが披露されてます。

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ステージの人ごみを抜けると松戸中央消防署による
「ちびっ子レスキュー」のコーナーです。

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親子で並んでいます。
12時までですが希望者が多くて大変です。
参加する子どもはノリノリです!

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毎度ながら、いつでも出動できるようスタンバイしながらの
イベント参加。
頭が下がります。

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ステージが大賑わいです!
行ってみましょう!

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恒例のブラスバンド演奏です。
数々のコンクールでの金賞や優勝の受賞歴のある、
地元の和名ケ谷中学校吹奏楽部の皆さんです。
その迫力はすごい!

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パート1はここまで。
次回は、お腹も空いたことで、市場のおいしいお店を紹介します。




2014松戸南部市場祭、開催!【パート2】

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市場祭はまだまだ続きます。
ということで、今回は市場のおいしいお店の紹介から始めます。


青果棟の屋根の下にはたくさんのお店が並びます。
湯気の温かさと食欲をそそるその匂い。
端っこからご案内。
まずはラーメン。

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我慢できず、頼んでしまいました。

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そのお隣ではお寿司。
握りやのり巻きがあります。

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こちらは焼きそば。

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イカ焼きもいい匂いです。

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こちらは握りずし。
市場らしいですね!

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その隣りでは、餃子、トウモロコシに並んで、スウィーツ。

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こちらはハムの量り売り。

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豚まん、ありますね。大きいです。

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肉の焼けるいい匂い!

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その奥では、肉塊がぐるんぐるんとゆっくりと焼かれています。
煙も見えるでしょ!

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コーナー曲がって、綿がしが100円。
子どもに大人気!

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こちらも焼きそばだ。
食べ比べしてもいいかもね!

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お隣は赤いキムチがいっぱい。
辛いけど、あったまりそう。

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青果棟の屋根の下から出てみましょう。
雨もあがったみたいで、外にもいろんなお店が並んでます!
もやし、安い!5袋100円。

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くだものもいっぱい。

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色鮮やか。

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葉付きの野菜も青々として新鮮です。

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外にもおいしい食べ物屋さんが並んでますよ!

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なかなかの人出です。

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こっちも人がいっぱい。

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まぐろ解体即売の準備ですね。
でかいなぁ。

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そういえば子供大人気なのがミニSLの機関車でした。
すごい並んでます!

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ステージではソーランソーラン!

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みんなが気になる抽選ですが、もうすぐ締め切りと放送が流れて
見に行ってきました。
どれぐらいたまったのかしら?
(運だから!)

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すごい行列。
揚げたてコロッケですって。ホクホクとして熱々で。

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しかしすごい人の出だと思います。
見渡すとこんな感じ。
入口のゲート方向。

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鮮魚のお店が並ぶコーナー。

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そして青果棟の屋根の下。
(いい感じで煙ってます!)

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そろそろ抽選がはじまります。
ステージに行ってみます。

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なんだかこちらまで緊張してきます。
2つの抽選箱から、当選券が次々と選ばれます。

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はっきりと当選番号が読み上げられます。
自分の手元にある控えの番号から目が離せません。

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ついに特賞「32型の液晶TV」ですが、わたしは今年もハズレました。
当たった方は幸運ですね!
こちらの2名です。

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抽選にもれた皆さんにも、お花のおみやげがありますよ!
そうです、ステージに飾られていたお花。
おすそ分けかもしれませんが、もらえた皆さん、よかったですね。
(タイミングよく並ばないとね)

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今年の市場祭はスタートは雨でどうなるのやら心配しましたが、
すっかり晴れあがり、会場は人で一杯でした。
わたしも市場のおみやげいっぱいで帰りました。
今夜はごちそうです!


アンデス食品㈱  ~ イベント盛りだくさんで、お得感いっぱいのお肉屋さん ~

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関連食品棟の二の通りに入れば、すぐにわかるのがアンデス食品。
お肉やさんです!


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この日もいい感じにお客さんが集まっています。


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今日はソーセージがお買い得!


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決まった順からどんどんお買い上げ。
まいどあり~。


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それにしても気になる薫り。それは試食コーナーから。
若い人も、ぱくり!


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そうでない方も。ぱくり!


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さらにそうでない方も、つい手が出ます。


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手が出てしまう正体は、こちらの『ドラゴンブー』というお肉!
このお肉の焼いた匂いだけでご飯が食べられそうです。


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ここアンデスでは、いろんなイベントをやっています。
人気の500円(税別)肉の詰め放題や抽選などなど。
例えばこちら。


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賞品はすぐ下の冷蔵庫にありました。


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お子様連れも安心して買い物ができます。
子どもたちはテレビ(ビデオ)にくぎ付け。今のうちに、いってらっしゃい!


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イベントというか、セールも盛りだくさん。
この日の特売品はこちらなど。


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ここまで見てくるともう頭の中が「肉が食べたい」一色になりますね。
肉を焼いて塩、コショウもいいですが、ソースを絡めて楽しむのもいいです。


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このソースが人気のドラゴンブーの素だそうです!!
う~ん、絡めたい。


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アンデスの会員に登録しますと、いろいろお得な案内が届きます。
もちろん、当たるチャンスも会員のみです。


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湯気が立つ「牛すじ煮」。
これには我慢できませんでした。
先のお客さんいわく「カレーの仕上げにさっと加えて和えるだけで、
ものすごくおいしいと好評でして。コラーゲンがたっぷりだからと
(奥さんの言いつけで)買ってこいと」


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店長の石橋さんに話を聞きますと、
これからの季節は鶏と豚の入荷が減り、
値段も高くなるだろうと予測しています。

豚は昨年来からの病気の影響で、
鶏はさらに農家が減少しているからだと。

鶏は12月のクリスマスにかけて流通が減りはじめ、
その影響で副産物の皮や軟骨なども減る。

焼き鳥も値上がりしてるのかな?ちょっと気になる話でした。



元祖どないや ~関西風たこ焼きとうどんがうまい! ~

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松戸南部市場の駐車場に入った左側に並ぶ店舗に
「元祖どないや」があります。



オレンジ色の看板が目につきますね!

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メインメニューはたこ焼き。
おいしそうです。

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お店の鉄板には出来立てのたこ焼きがありますね!

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市場での買い物前に注文したお客さんですって。
このお客さん、なんと追加注文!

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店員さんがすぐに焼き始めました。
粉をといたネタを流し込んで・・・。

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たこを丁寧に落としていく。

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店長の遠藤さんに話を聞きました。
――特長などありますか?
「どないやは全国にチェーン展開しています。
周りはパリッと、中はふんわりした、関西風のたこ焼きです」

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こちらがたこ焼きのお品書き。

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――たこ焼きのほかのおすすめは?
「かすうどんです!ここで使っているかす(油かす)は
各県民が自慢を紹介する某テレビ番組で紹介された“ かす ”を
使っています。ほんとにおいしいですよ!」

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おすすめの“かす”の説明もありますね。

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こちらにはなんと、お酒のメニューがありますね!

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「(遠藤さんは)六本木でバーをやっており、
その経験や人脈を活かして、ここ市場を活性化したいのです。
目指せ居酒屋!
それも気軽に若い人たちが集まれる場所。
なのでお酒も置いてますし、ちょっとした単品メニューもあります」

なるほど。オープンなテーブルがありますね。
こっちは立ち席。

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こちらは4人席。(もう1席あります)

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このお客さん、うどんをご注文。
リピーターさんですって。

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店長の人柄か、初めてのお客さんも楽しそうに注文しています。
お客さんの好みを聞いてメニューからおすすめする。
この流れは市場のお店と同じですね。

いまは朝の8時から夜の9時までオープンしてます。
やがてはいつの時間に来ても食べられるお店を目指しているとのこと。
今度は娘とこの自慢のたこ焼きとかすうどんを食べに来ます。


お楽しみ抽選会 ~ くじが外れても子どもは大喜び? ~

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毎月第2、第4土曜日の10時から開催している
市場のお楽しみ抽選会。
まだ寒い季節ですが買い物ついでの運試し。
500円以上のレシート2枚で1回チャレンジ!



寒い風が吹く中でもお客さんが並びます。時間は9時40分。


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10分前ぐらいにはどっと列が増えました!


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もうすぐ10時。


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今日の賞品は頭上に掲げてあります。さて当たるかな?


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開始5分前。もう少しです。山積みの賞品に目が釘付け。


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これは何でしょう!子供(小学生以下)は全員お菓子のつかみ取りができます。
子供向けの特権です。(子どもらは、結構これ狙い)


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さあ、始まりました!
抽選は最初がいいのか、最後の方がいいのか。


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やはり初めの方がいいのかな。賞品どんどん当たってゆく。


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当たらない人もいらっしゃり・・・。くじは公平ですね。
出てくる玉の色に、鳴らす鐘の柄にも力が入り。


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とはいえ、早い方がいいように思えます。どんどん当たる!


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ついに子ども連れの順番が来ました。その反応を見てますと
照れながらもお菓子をガバっとつかみ出します!(すごい)


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この子も、お菓子を小さな手で精一杯つかみました!(ママこれでいいの?)


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ちょっと面白いので子ども編で参ります。

この子はつかんだお菓子の量が多くて穴から手が出ません。


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もう少し大きくなったら自分でできるね!(アメ、一つで十分満足)


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兄弟姉妹となれば、もう無敵!ほんとのつかみ取りができます。
お姉ちゃんには負けないからね!(何個とれた?見せて)


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最後にぼく。
順番的にも最後の方でしたが、他の賞品とは違い、
このお菓子のつかみ取りのお菓子は時間のある限り、
お菓子が補充されます!
安心して取り組んでください!!


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抽選会のルール表を載せます。
説明の通り、市場で当日、500円以上の買い物レシートを2店舗分で抽選1回。
市場のお店の方々は抽選会を知っています。
どうしたら参加できるのか遠慮なく聞いてみてください。


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せっかく市場に買い物に来たのなら、もっと市場を楽しまないともったいない。
できたら、抽選会のある日は“早めに”買い物して、必要枚数のレシート握って並ぶ。
くじは公平ですが、運は努力で報われるかもしません。


Y’s(ワイズ)フラワーサービス ~ 親子フラワー教室、やってます! ~

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桜も満開を過ぎようとしています。
松戸南部市場の花屋さん『Y’sフラワーサービス』では
「親子フラワー教室」をはじめました!


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社長の高橋さんが先生になって、まずは花瓶ならぬ
“お花を活ける容器作り”からスタートします。
針金をグニャグニャに丸めて・・・


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できたら容器に絵を描いてみましょう!
すてきな花瓶になるといいね!


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真剣に描いています。


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お互いにいいところは取り入れよう。


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花瓶ができたら、次はお花選び。
今日はこのたくさんの花々の中から自分の気に入ったお花を5本選べる!


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どれがいいかな?
お母さんもあれこれと一緒に品定め!


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ここでも選ぶポイントを教えてくれます。
どういうお花を中心にしたいのかな。
であれば、こんな組み合わせはどう?


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お花選びが済んだら、次はいよいよアレンジです。
アレンジの仕方はラウンド型とアレンジ型とあってね・・・
なるほど。聞いてるだけで自分でもできそうな気になります。


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さすがは女の子!
自由に楽しくアレンジできました。
色合いが素敵です。


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社長の髙橋さんが持ち帰れるように、きれいにラッピングしてくれました。
まるで売り物みたい!


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娘ができるのなら、わたしもアレンジしたい!
続いてお母さんもチャレンジです。


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お母さんの面目躍如!
大人のセンスでアレンジ完成。
ラッピングも完了。


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社長の髙橋さんにお話しを伺いました。
「このアレンジ教室はお子さんにお花とふれあうきっかけ作りになればと
企画しています。おうちに帰っても、お花を大事にできる。
また次のお花を飾りたくなる。
そうなってほしいですね」



お店の中は色とりどり。
ほんと、いい香り!


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もうアジサイも咲いているんですね!


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Y’s(ワイズ) フラワーサービスでは、
予約を受けてお花のアレンジ教室を開いています。
参加費はお一人1,000円。(親子ですと2,000円)
お花を自由に選べて、好きなように自分だけのアレンジを楽しめる。
当日も申し込みはできますが、ご相談になりますので、ぜひご予約を!
【 TEL 047-366-7240 】
お花がリビングにあるだけで、お部屋がパッと明るくなりますよ!



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