さつまいもは、江戸時代の飢饉の時や戦前戦後の食糧難の時にそれぞれ食糧として重宝されました。
今は、スイーツとして大変な人気です。ねっとり系の安納芋や紅はるか、ほくほく系の鳴門金時などが代表です。
写真は、松戸南部市場関連食品棟の生鮮館で販売している茨城産の紅はるかです。
さつまいもは、採れたてよりも寝かせた方が甘味が増します。これは、デンプンが糖に変わるためで糖度が約46倍にもなります。
10℃以下では腐り、18℃以上では芽が出て来るため13℃~15℃で熟成させます。
石焼き芋のことを江戸時代には13里と言ったそうです。栗(9里)より(4里)甘い13里かけたもので、江戸から13里には、丁度さつまいもの産地である川越があったのです。