お寿司屋さんには、様々な隠語があります。いわゆる業界用語です。
代表的なもので、あがり(お茶)、むらさき(醤油)、かっぱ(キュウリ)、がり(生姜)、なみだ(ワサビ)、しゃり(寿司飯)などです。
写真は、松戸南部市場江戸ツ子寿司の特上ちらしです。握らずしゃりにネタをのせるので、ちらし寿司と言います。
お寿司屋さんの隠語は、本来はお店側が使うもので、お客が使うものではありません。使うとおかしい事になる最たる例がおあいそです。
おあいそは、今は広くお勘定の意味で使われていますが、元々は愛想尽かしという言葉で、もう二度と来ないの意味になります。
諸説ありますが、本来ならお客が使うのは適切ではないのです。